意外と理解が難しいオブジェクト指向。。
プログラミングしてても、オブジェクト指向があまりよくわかってないという方は意外と多いはずです。
オブジェクト指向を覚えるには、参考書を読むのが一番手っ取り早い気がします。
そこで、今回は、2020年版、オブジェクト指向を学べる参考書をまとめていきたいと思います。
初心者、中級者、上級者に分けて紹介しているので、自分にあった参考書を選んでください。
クリックできる目次
前提知識
オブジェクト指向を学ぶ上での前提条件は、Javaか、Rubyの基礎を覚えていることです。
Java、Rubyの基礎が怪しい方は、Java、Rubyの参考書を一通り読んでからオブジェクト指向を学びましょう。
【2020年版】Java入門者必見!オススメのJava参考書・本・書籍まとめ。超初心者から上級者まで
【2020年版】Ruby入門者必見!オススメのRuby参考書・本・書籍まとめ。超初心者から上級者まで
自分にあった参考書までスキップ
初心者の方にオススメのオブジェクト指向が学べる参考書3選
手を動かしながら、オブジェクト指向を学びたい方なら
『なぜ,あなただけJavaで
オブジェクト
指向開発が
できないのか?』
Javaの壁を克服する
実践トレーニング
この参考書について
どんな参考書?
Javaの基本的な文法は一通り理解できていて、オブジェクト指向を学びたい方ならこちらの参考書一択でしょう。
本書の内容は、「ジャンケン」「ババ抜き」「七並べ」と誰でも遊んだことのある基本的なゲームを作りながら、オブジェクト指向、Javaを学ぶという内容です。
そのため、オブジェクト指向の解説をじっくりみるというより、ゲームを作っていたら、オブジェクト指向を理解していた。という感じにオブジェクト指向を学べます。
オブジェクト指向をここまで噛み砕いて丁寧に教えている参考書はこれくらいしかないので、初心者にはかなりオススメの参考書になっています。
さくっとオブジェクト指向を学びたいという方にはあまり向いていないので、次の参考書をオススメします。
どんな人におすすめ?
- Javaの基本文法を理解している人
- プログラミングを書きながら学びたい方
- Javaの開発とともにオブジェクト指向を学びたい方
- 他の参考書で、オブジェクト指向を理解できなかった
何を学べる?
Javaでゲームを作りながら、知らず知らずの内にオブジェクト指向身につきます。
評価
目次
2 オブジェクト指向は本当に必要なのか
3 オブジェクト指向でのソフトウェア開発
4 オブジェクト指向でプログラムを拡張する
5 ソフトウェアの振る舞いを変更する
6 より複雑なソフトウェアの作成
7 既存のソフトウェアの再利用
8 再利用を考慮したソフトウェアの設計
9 フレームワークを利用したソフトウェア開発
詳細を見る
Java初心者の方なら
Javaの
オブジェクト指向が
ゼッタイにわかる本
この参考書について
どんな参考書?
本書は、その名の通り、初心者でも絶対にオブジェクト指向を理解できるように構成されている参考書です。
また、Java初心者の方でも、理解できるように徹底的に優しく解説されています。
初心者がつまづきやすい箇所をしっかりと押さえているので、オブジェクト指向を難なく身につけることができます。
どんな人におすすめ?
- Java初心者の方
- 他の参考書でオブジェクト指向を理解できなかった方
- やさしい解説で、ある程度理解したい方
何を学べる?
Java初心者の方が、絶対に挫折せずにオブジェクト指向の基本を学べます。
評価
目次
1-1 オブジェクト指向が求められる背景
1-2 オブジェクト指向って何がいいの?
1-3 そもそもJavaを使うワケは?
1-4 オブジェクト指向は難しい!?
1-5 Javaの開発環境を準備しよう
1-6 学習シートについて
第2章 オブジェクト指向プログラミングの正体に迫る
2-1 「オブジェクト指向プログラミング」ってよく聞くけど、何なの?
2-2 オブジェクト同士のメッセージのやり取りって?
2-3 結局、オブジェクト指向プログラミングって何がいいの?
2-4 まずは“柱”となる4つの要素をおさえよう
第3章 設計図を描いて、モノを作って使うクラスとインスタンス
3-1 何をどうオブジェクト化すればいいの?
3-2 何はともあれオブジェクトの設計図を描くクラス
3-3 クラスの中身はフィールドとメソッドの2つだけ
3-4 使うには、設計図からモノを作らないとダメインスタンス
3-5 学習シートでクラスとインスタンスの理解を深めよう!
3-6 実際にお題目をプログラミングしてみよう!
3-7 お題目のプログラムを完成させよう
3-8 最初に一度だけ実行される特殊なメソッドコンストラクタ
第4章 他のモノから中身を隠すべしカプセル化
4-1 カプセル化ってどういうこと?
4-2 カプセル化をするにはどうすればいい?
4-3 学習シートでカプセル化の理解を深めよう
4-4 実際にお題目でカプセル化に挑戦!
第5章 チョット違う設計図を簡単に作ろう継承
5-1 継承のキモは、今ある設計図をチョット変更して使い回すこと
5-2 “チョット変更して使い回す”はどうやればいい?
5-3 学習シートで継承の理解を深めよう
5-4 実際にお題目で継承に挑戦!
5-5 継承を使う際はここに注意!
第6章 機能をもっとカンタンに変更できるようにしたいポリモーフィズム
6-1 ポリモーフィズムって 何が便利なの?
6-2 まずは設計図とモノの本当の関係を知っておこう
6-3 元の設計図と継承した設計図の関係も知っておこう
6-4 ポリモーフィズムは具体的にどうすればいい?
6-5 インターフェイスを利用してもっとスマートにポリモーフィズム
6-6 学習シートでポリモーフィズムの理解を深めよう
6-7 インターフェイスを用いたポリモーフィズムにお題目で挑戦!
第7章 ポリモーフィズムを使いこなせるようになろう
7-1 お題目で、さまざまなパターンのデモを行えるようにする
7-2 さらに追加・変更に強くする
7-3 抽象クラスを利用したポリモーフィズム
詳細を見る
Rubyでのオブジェクト指向を学びたいなら
アジャイル時代の
オブジェクト脳の
つくり方
Rubyで学ぶ究極の基礎講座
この参考書について
どんな参考書?
Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏が監督した参考書です。そのため、Rubyを使っていて、オブジェクト指向を学びたい方は、こちらの参考書一択でしょう。
本書は、アジャイル時代に適用させたオブジェクト指向の考え方について、わかりやすく解説された参考書です。図やイラストをたくさん使っているので、記憶に残りやすいです。
どんな人におすすめ?
- Rubyを使っている方
- オブジェクト指向を初めて学ぶ方
- 他の参考書で挫折してしまった方
何を学べる?
Rubyでオブジェクト指向を一から学べます。
評価
目次
第1章 アジャイルにオブジェクト脳を鍛える
第2章 オブジェクトと暮らす
第3章 恒例の社長命令!検査係も登場
第4章 パターンとイディオム
第2部 オブジェクト脳を鍛えろ
第5章 アジャイルで進めちゃえ
第3部 オブジェクト脳で開発にチャレンジ
第6章 Webシステムへの適用
第4部 オブジェクト脳を拡張せよ!
第7章 関数型プログラミング
詳細を見る
中級者の方にオススメのオブジェクト指向が学べる参考書3選
これが本当にオススメしたい参考書!
オブジェクト指向で
なぜつくるのか
第2版
この参考書について
どんな参考書?
本当は、オブジェクト指向を学びたいなら、この参考書一択なんですよね。
初心者の方にもこちらの参考書をオススメしたかったのですが、少し厳しいかなと思って中級者向けの第一冊に選ばせてもらいました。
ある程度オブジェクト指向についてわかるレベル(ネットで概要を読んだくらい)の方なら、こちらの参考書一択ですね。
他の参考書と比べて、本書はオブジェクト指向の「なぜ」や、歴史が学べる参考書です。
オブジェクト指向をより深く学びたい方にオススメの参考書です。
どんな人におすすめ?
- オブジェクト指向をより深く学びたい方
- がっつりオブジェクト指向を学びたい方
何を学べる?
オブジェクト指向の「なぜ」や「歴史」と、深く学べます。
評価
目次
第2章 オブジェクト指向と現実世界は似て非なるもの
第3章 OOPを理解する近道はプログラミング言語の歴史にあり
第4章 OOPは無駄を省いて整理整頓するプログラミング技術
第5章 メモリの仕組みの理解はプログラマのたしなみ
第6章 OOPがもたらしたソフトウエアとアイデアの再利用
第7章 汎用の整理術に化けたオブジェクト指向
第8章 UMLは形のないソフトウエアを見る道具
第9章 現実世界とソフトウエアのギャップを埋めるモデリング
第10章 擬人化して役割分担させるオブジェクト指向設計
第11章 オブジェクト指向から生まれたアジャイル開発とTDD
第12章 オブジェクト指向を使いこなそう
第13章 関数型言語でなぜつくるのか
詳細を見る
Rubyでオブジェクト指向について知識を深めたいなら
オブジェクト指向設計
実践ガイド
この参考書について
どんな参考書?
Rubyでプログラミングを書く人には必読の参考書だと思います。
本書は、Rubyの観点からオブジェクト指向でのクラス設計の基本を網羅した参考書です。
Rubyでのオブジェクト指向を解説した参考書でこれ以上の参考書はないでしょう。
どんな人におすすめ?
- Rubyで仕事をしている方
- Rubyのオブジェクト指向を学びたい方
何を学べる?
Rubyでのクラス設計を基礎からしっかりと学べます。
評価
目次
第2章 単一責任のクラスを設計する
第3章 依存関係を管理する
第4章 柔軟なインターフェースをつくる
第5章 ダックタイピングでコストを削減する
第6章 継承によって振る舞いを獲得する
第7章 モジュールでロールの振る舞いを共有する
第8章 コンポジションでオブジェクトを組み合わせる
第9章 費用対効果の高いテストを設計する
詳細を見る
デザインパターンと一緒に学びたい方なら
オブジェクト指向の
こころ
この参考書について
どんな参考書?
本書は、オブジェクト指向の原則をわかりやすく、解説しながら各デザインパターンについて解説されている参考書です。
このような参考書を多く読むことで、設計に対する自分なり考えを持つことができます。
どんな人におすすめ?
- デザインパターンと合わせて学びたい方
- 設計に関する深い知識を手に入れたい方
何を学べる?
オブジェクト指向の原則をデザインパターンごとに学べます。
評価
目次
第2部 従来のオブジェクト指向設計における限界
第3部 デザインパターン
第4部 すべてをまとめる:パターンを使って考える
第5部 新たな設計パラダイムに向けて
第6部 パターンの持つその他の価値
第7部 ファクトリ
第8部 まとめ、そして今後
詳細を見る
上級者の方にオススメのオブジェクト指向が学べる参考書3選
オブジェクト指向をガッツリ学びたいなら
オブジェクト指向入門 第2版
原則・コンセプト
この参考書について
どんな参考書?
本書は、第ベストセラーの翻訳版です。
海外版は、1900ページ以上のボリュームだったので、こちらの参考書「原則・コンセプト」と次に紹介する参考書「方法論・実践」の二冊に分けられました。
かなり分厚いです。ですが、その割にAmazonの評価も本当に高く、内容は本当に素晴らしいです。
入門者向けというよりは、中級者以上に向けて、もっともっと深い知識をえたいかたにオススメです。
どんな人におすすめ?
- オブジェクト指向を極めたいなら
- 分厚い本でもいいなら
- 深くオブジェクト指向を学びたい方
何を学べる?
オブジェクト指向を学ぶというよりかは、オブジェクト指向を極めることができます。
評価
目次
第2版のためのまえがき
参考文献、インターネットリソース、演習問題について
パートA:諸問題
ソフトウェアの品質
オブジェクト指向の基準
パートB:オブジェクト指向への道
モジュール性
再利用性へのアプローチ
オブジェクト技術への道
抽象データ型
パートC:オブジェクト指向の技法
静的な構造:クラス
実行時の構造:オブジェクト
メモリ管理
総称性
契約による設計:信頼性の高いソフトウェアを構築する
契約が破られるとき:例外処理
支援メカニズム
継承入門
多重継承
継承のテクニック
型付け
グローバルオブジェクトとグローバル定数
オブジェクト技術用語集
参考文献
詳細を見る
オブジェクト指向をガッツリ学びたいなら②
オブジェクト指向入門 第2版
方法論・実践
この参考書について
どんな参考書?
先ほどの紹介した「オブジェクト指向入門 第2版原則・コンセプト」の続きです。
この参考書は家にあったらかっこいいですね。
どんな人におすすめ?
- オブジェクト指向を極めたい方
- 「オブジェクト指向入門 第2版原則・コンセプト」を購入した方
何を学べる?
オブジェクト指向を学ぶというよりかは、オブジェクト指向を極めることができます。
評価
目次
第19章 方法論について
第20章 デザインパターン:マルチパネルインタラクティブシステム
第21章 継承のケース スタディ:対話型システムにおける「Undo」
第22章 クラスの見つけ方
第23章 クラス設計の原則
第24章 継承の上手な使い方
第25章 役に立つ技法
第26章 スタイルのセンス
第27章 オブジェクト指向分析
第28章 ソフトウェア構築過程
第29章 オブジェクト指向という手法を教える
パートE 進んだ話題
第30章 並行、分散、クライアント/サーバ、インターネット
第31章 オブジェクトの永続性とデータベース
第32章 グラフィカル対話アプリケーションにおける、いくつかのO‐O技法
パートF オブジェクト指向方法論を様々な言語や環境下で適用する
第33章 オブジェクト指向プログラミングとAda
第34章 非オブジェクト指向環境でオブジェクト技術をエミュレートする
第35章 SimulaからJavaへ、そしてその先へ:主なオブジェクト指向言語とその環境
パートG 正しい実践
第36章 オブジェクト指向の環境
エピローグ 率直に言語についての種明かしをしよう
パートH 付録
付録A 基本ライブラリからの抜粋
付録B 総称性と継承の対比
付録C 原則・規則・教訓・定義
索引
詳細を見る
ソフトウェア開発に何年も携わってきた方なら
アジャイルソフトウェア開発の奥義 第2版
この参考書について
どんな参考書?
こちらは、プロジェクトリーダーにオススメの参考書です。
本書の内容は、どんなコーディングがいけないのか。どうすべきなのか。というところに視点をおいて、オブジェクト指向を当てはめていくという参考書です。
ある程度、ソフトウェア開発に何年も携わっていないと、全く理解できないような内容です。
どんな人におすすめ?
- ソフトウェア開発が長い方
- オブジェクト指向を極めたい方
何を学べる?
どんなコーディングがいけないのか。どうするべきなのか。という視点からオブジェクト指向を学べます。
評価
目次
第1章 アジャイルプラクティス
第2章 エクストリームプログラミングの概要
第3章 プランニング
第4章 テスティング
第5章 リファクタリング
第6章 プログラミングエピソード
第2部 アジャイル設計
第7章 アジャイル設計とは
第8章 単一責任の原則(SRP)
第9章 オープン・クローズドの原則(OCP)
第10章 リスコフの置換原則(LSP)
第11章 依存関係逆転の原則(DIP)
第12章 インタフェース分離の原則(ISP)
第3部 給与システムのケーススタディ
第13章 CommandパターンとActive Objectパターン
第14章 Template MethodパターンとStrategyパターン:継承と委譲
第15章 FacadeパターンとMediatorパターン
第16章 SingletonパターンとMonostateパターン
第17章 Null Objectパターン
第18章 給与システムのケーススタディ:最初のイテレーション
第19章 給与システムのケーススタディ:実装
第4部 給与システムのパッケージング
第20章 パッケージ設計の原則
第21章 Factoryパターン
第22章 給与システムのケーススタディ:ふたたび
第5部 気象観測所のケーススタディ
第23章 Compositeパターン
第24章 Observerパターン:デザインパターンへの回帰
第25章 Abstract Serverパターン、Adapterパターン、Bridgeパターン
第26章 ProxyパターンとStairway to Heavenパターン:サードパーティAPIの管理
第27章 ケーススタディ:気象観測所
第6部 ETSのケーススタディ
第28章 Visitorパターン
第29章 Stateパターン
第30章 ETSのフレームワーク
付録A UML表記法1:CGIの例
付録B UML表記法2:Statmux(統計的マルチプレクサ)
付録C 皮肉な運命
付録D ソースコードは設計である
付録E リファレンス
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