【Swift5/Xcode】複数のstoryboardを分割してスマートに管理する方法

サトリク

Xcode/Swiftを勉強中のサトリクです。

この記事では、storyboardのスマートな管理方法をご紹介します。

ある程度複雑なアプリを作るとなると、どうしても画面が多くなってしまいますよね。画面が多いのに、全ての画面をMain.storyboardでやりくりしていると結構大変です。

というわけで、storyboardも機能ごとに分割しましょう。

 

実行環境

【Xcode】Version 11.3

【Swift】Version 5.1.3

超簡単に説明

  1. 分け方を考え、決める
  2. フォルダとファイルを作成する
  3. ViewContorollerの引っ越しする
  4. MainのViewControllerからStoryboard Referenceでファイルと接続する
  5. 引っ越し先のViewControllerのattributer inspectorのIs Initial ViewControllerにチェックを入れる

storyboardがごちゃごちゃの状態

storyboardがごちゃごちゃの画像

スパゲッティ状態です。どこのSegueがどこに繋がってるか一瞬ではとてもわかりづらいです。

このような時に、新たにstoryboardファイルを作成して、綺麗に分けたらわかりやすいですよね。

サトリク

では、分けていきましょう。

storyboardの分類の仕方

今回、仮で少し散らかってるstoryboardを用意しました。

storyboardごちゃごちゃな奴を用意した。

このMain.storyboardは、いたってシンプルで、青い画面から、A画面とB画面に別れています。A画面には、AViewControllerが紐づいています。

サトリク

では、このMain.storyboardを分類していきましょう。

手順1:storyboardの分類の仕方を考える

まずは、どう分けるのがスマートなのか、よく考えてからstoryboardの分割をしましょう。

今回の例の場合では、簡単です。

storyboardファイルを2つ作成し、以下の3つのファイルでstoryboardを管理します。

  • Main.storyboard
  • A.storyboard
  • B.storyboard
分け方を決める画像

図で表すとこんな感じです。

 

手順2:ファイルとフォルダを作成する

次に、ファイルとフォルダを作成しましょう。

storyboardファイルをまとめるフォルダを作成しましょう。

NavigatorAreaで右クリックし、フォルダを作成する画像

NavigatorAreaでMain.storyboardを選択し、右クリックで、New Group from Selectionを選択しましょう。

 

storyboardのファイル名の画像

名前はstoryboardなど、わかりやすい名前にしましょう。

次に、A.Storyboardと、B.Storyboardを作成します。

作成方法は、command + nでテンプレート選択でStoryboardを選ぶだけです。

テンプレートのstoryboardを選択する画像

storyboard作成後のフォルダ構成

フォルダ構成がこんな感じにします。

手順3:引っ越し

次は、storyboardのViewControllerの移動をしていきます。

ミスってしまうと、データがなくなってしまう可能性があるので、以下の作業をする前にバックアップを取っておきましょう。

まずは、A側のViewControllerを移動していきます。

storyboardから切り取る画像

A.storyboardに移動させたいViewControllerをcommandを押しながら複数選択します。

選択したら、command + xで切り取りましょう。(怖い人は、コピペして消すでもよし)

そして、A.storyboardの右側の一番広いエリアにcommand + vで、ペーストするだけです。

BもAと同じように、行います。

Main.storyboardに何もない状態の画像

そうすると、Main.storyboardは何もない状態になります。

この段階では、切り取ったことにより、Segueも切り離されている状態なので、画面遷移できません。

手順4:Segueを繋げる

次に、Segueをつなげていきます。

引っ越し元のSegue

まずは、Main.storyboardをつなげましょう。

Objects LibraryでStoryboardReferenceを選択する画像

command + shift + Lを押して、Objects Libraryを開きます。開いたら、Storyboard Referenceをドラッグ&ドロップしてください。

Storyboard Referenceを2つ配置する画像

storyboardを選択する画像

次に、各Storyboard Referenceをstoryboardファイルと紐付けをしていきます。

Bも同じように、紐付けします。

Segueでつなぐ画像

紐付けが終わったら、Segueで繋いでください。

引っ越し先のSegue

次に、作成したstoryboardのA、BのSegueの設定をします。

各Storyboardの最初の画面に、attributer inspectorのIs Initial ViewControllerにチェックを入れてください。

引っ越しもとのセグエの設定の画像

Bもこれと同じ手順を行います。

サトリク

お疲れ様でした!これで、終わりです!実行して、うまくいかないところがないか確かめてください!

やっぱり、storyboardは分けたほうがスマートでいいですね!

まとめ

現在Swift勉強中なので、このような簡単なことを備忘録として記事に残しています。

こうした方がもっといいよとかあったら教えてください。

 

6 COMMENTS

コメントを残す