【アンダードッグ効果】失敗して絶望しているのを隠すのはもったいない。

アンダードッグ効果を唱えた人

アンダードッグ効果を提唱した人

氏名:不明

出身地:不明

肩書き:不明

発表:不明

サトリク

たくさんの本や論文、ネットで探したのですが、はっきりとした人物は見つけられませんでした。申し訳ないです。

アンダードッグ効果とは?

サトリク

簡単に言うと、弱いまたは不利な状況の人を応援したくなる心理効果のことです。

これは、「負け犬効果」や「判官贔屓 ほうがんびいき 」とも言われます。

赤ちゃんが頑張ってハイハイしてるところを見ると、可愛い!守ってあげたいと思いますよね。

アンダードッグ効果を証明した実験

アンダードッグ効果の実験

ハーバード大学のニール・パハリアによる実験をご紹介します。

ある学生181名を被験者に、AとBのどちらの会社の商品を買いたいかアンケートをしました。

A:情熱・熱意はあるが、業績がよくない会社

B:何も努力をしないが、業績がいい会社

結果

結果は、Aの会社の圧倒的勝利でした。

情熱を持って頑張っているのに、成果が出ないと言う人はアンダードッグ効果を使うべきでしょう。

アンダードッグ効果を使える条件

アンダードッグ効果は、負けている状況などを利用して応援してもらうことができます。

ただし、1つ条件があります。それは「真面目に頑張っている」ことです。真面目に頑張っていないといくら負けていようが、応援してくれません。

アンダードッグ効果の事例

高校野球

これは、まさに、2018年夏の甲子園にて準優勝の快挙を成し遂げた金足農業高校のことですね。

サトリク

自分は秋田出身なので、友達の間でとても盛り上がりました。

  • 秋田の冬は、雪が降って練習ができないから、他の県より野球の練習する機会がない。
  • 他のチームは、野球で有名な高校だからスカウトしてチームを強くしているから勝ち目がない。

このような条件があったからこそ、日本中が応援していたんですね。

選挙

選挙でもこの効果が使われることがあります。

選挙の勝敗予測で劣勢にあると報じられた候補者に対し、多く人が同情し、の票が集る。そしてまさかの逆転勝利へとつながると言う現象が度々起こります。

コンビニの発注

プリンミス発注

あるコンビニの店員がプリンの発注数を一桁間違えてしまい、たくさんのプリンがコンビニに届いてしまいました。

店員は絶望しました。そこで、SNSを使って「プリンをミス発注してしまいました。助けてください。」とプリンの画像とともにお店の位置情報などを載せました。

その結果、多くの人が同情し、結果的に発注ミスは、逆に武器になっていました。

サトリク

発注ミスを調べていたら結構面白かったので、ちょっと載せますね笑

コンビニ発注ミス

サトリク

こういう発想ができるコンビニっていいですよね笑

サトリク

このツイートはかっこいい

バンドワゴン効果

この効果は、アンダードッグ効果の逆の効果です。

サトリク

簡単に言うとある製品・サービスを支持する人が多ければ多いほど、お客さんが、満足や安心感が増加する効果のことです。

流行りの商品など、この心理が働いているんですね。

バンドワゴン効果についての記事はこちら

【バンドワゴン効果】モテる人がさらにモテる人になるモテスパラル!

アナウンスメント効果

選挙の投票行動や経済活動などに関して、マスメディアの報道が人々の心理に影響を与え行動を変化させることです。

要は、アンダードッグ効果とバンドワゴン効果のことです。

まとめ

  • アンダードッグ効果は弱いまたは不利な状況の人を応援したくなる心理効果のこと。
  • 真面目に頑張っていないとこの効果は使えない。
  • バンドワゴン効果は、人気があるものはますます売れること。流行りのこと。
  • アナウンスメント効果は、バンドワゴン効果やアンダードッグ効果のように、その時の状況をマスメディアなどの報道で人々の心理に影響をもたらす効果のこと。


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