【これでダサくない。】ターミナルをかっこよくするカスタマイズ方法~ Prezto,zsh,スライム~

サトリク

どうもサトリクです。この記事では、ターミナルをかっこよくする・効率的にする方法をご紹介します。

Macでプログラミングするようになって、ターミナルも結構使うようになりました。
で、最近こんなQiitaの記事を見て凍りつきました。

ダサい。なにがダサいってデフォルトのありえない背景白テーマがダサいからそれっぽいHomebrewProに変えるだけで「俺エンジニアですよ感」出してるつもりなのがダサい。

引用元:Qiita- “お前らのターミナルはダサい”

超ずぼしで悔しかったので、ターミナルを少しでもかっこよくしました!

BeforeAfter

Before

After

なぜかモンスターも出現するようになってますが、とりあえずこの記事では、このくらいまでかっこよくします。

ちなみに、やることはとても簡単で2つインストールして、設定を少し変えるだけです。

 

1.bashをzshにする

まず、以下のコマンドを入力しましょう。

echo $SHELL

/bin/bashではなく、/bin/zsh と表示されていたら、この項目を飛ばしてください。(スキップ)

zshって何という方は、こちらの記事を見てください。

参考 bashとzshの違い。bashからの乗り換えで気をつけるべき16の事柄節約テクノロジ

zshにする方法

簡単です。

STEP.1
chsh -s /bin/zsh
STEP.2

ターミナルを再起動

STEP.3

以下のコマンドを打ってzshになっていることを確認しましょう。

echo $SHELL
完了

 

2.Preztoをインストールする

次は、いよいよ見ためを変更していきます。

Preztoとは?

Preztoとは、簡単に言うとターミナルを快適に使うための、zshのフレームワークです。

とりあえず、このPreztoをインストールしておけば、ターミナルがかっこよくなります!

Preztoのインストール方法

STEP.1

まず、以下のコマンドを入力してください。

ちなみに何をやっているのかと言うと、ただ単にgitクローンしてるだけです。

git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
STEP.2

以下のコマンドを入力しましょう。

3行もあり、本当にここにうつの?と思いますが、いつも通りこれ全部をコピペしてください。

setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
  ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done
STEP.3

ターミナルを再起動

完了

たったこれだけでターミナルがかっこよくなります!

 

3.ターミナルに線をひく

1コマンドごとに線を引くようにします。

STEP.1

以下のコマンドを打って、textで設定ファイルを開きます。

open ~/.zshrc
STEP.2

設定ファイルを以下のように書き換えましょう。

全て選択し、コピペで大丈夫です。

# Source Prezto.
if [[ -s "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto/init.zsh" ]]; then
  source "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto/init.zsh"
fi
# Customize to your needs...
# 線を引く処理
function line() {
  # print -P '${(r:COLUMNS::-:)}'
  printf '\033[38;5;27m%s\033[m\n' ${(r:COLUMNS::-:)}
}
# 全てのコマンドを実行した後にする処理
function precmd() {
  line
}

書き換えたら、command + sで保存しましょう。

STEP.3

ターミナルを再起動

完了
これで、完了です!

 

4.スライムを出現させる

これはやらなくていいのですが、結構面白くて愉快なエンジニアはやってますね。僕の上司もやってました。。笑

こちらも先ほどと同じく、設定ファイルを書き換えます。

STEP.1

スライムの素材をいれるフォルダを用意します。

mkdir -p ~/DQ/text
STEP.2

以下のコマンドを一つ一つ打っていきます。

スライム
curl -s https://gist.githubusercontent.com/makocchi-git/9775443/raw/02e67ad144bd9ab5b71472e46e9a553d49f413d4/slime.txt > ~/DQ/text/slime.txt
スライムベス
curl -s https://gist.githubusercontent.com/makocchi-git/9775443/raw/0b824da8a3ecb0fd96b1e646061dc8493d4c36b4/slime-beth.txt > ~/DQ/text/slime-beth.txt
メタルスライム
curl -s https://gist.githubusercontent.com/makocchi-git/9775443/raw/6747aa4a65e4293201289899931fe04472c5cfcf/metal-slime.txt > ~/DQ/text/metal-slime.txt
バブルスライム
curl -s https://gist.githubusercontent.com/makocchi-git/9775443/raw/74e7161b1455d300e2c6c2bd84c106baf1a89443/bubble-slime.txt > ~/DQ/text/bubble-slime.txt
はぐれメタル
curl -s https://gist.githubusercontent.com/makocchi-git/9775443/raw/67ee6bdde75c987cc9ef91fce35150685d8163b9/hagure-metal.txt > ~/DQ/text/hagure-metal.txt
スライム、ベス、メタル3種盛り
curl -s https://gist.githubusercontent.com/makocchi-git/9775443/raw/746887fbc6e1a7c6b120af0abcfe58701e8b4550/slime-allstar.txt  > ~/DQ/text/slime-allstar.txt

 

STEP.3

以下のコマンドを打って、textで設定ファイルを開きます。

open ~/.zshrc
STEP.4

設定ファイルを以下のように書き換えましょう。

# Source Prezto.
if [[ -s "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto/init.zsh" ]]; then
  source "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto/init.zsh"
fi
# Customize to your needs...
# 水平ルーラーを引く
function line() {
  # print -P '${(r:COLUMNS::-:)}'
  printf '\033[38;5;27m%s\033[m\n' ${(r:COLUMNS::-:)}
}
# 全てのコマンドを実行した後にする処理
function precmd() {
  line
}
#スライム
TEXTDIR=~/DQ/text
NUM=$(($RANDOM % 100))
#スライム 40%の確率 (RANGE: 0-39)
if [ $NUM -lt 40 ]; then
  sed -e 's/^/\t/g' $TEXTDIR/slime.txt
  [ $PROMPT = "ON" ] &&  prompt "スライム" "\t\t\t" 
#ベス 25%の確率 (RANGE: 40-64)
elif [ $NUM -lt 65 ]; then      
  sed -e 's/^/\t/g' $TEXTDIR/slime-beth.txt
  [ $PROMPT = "ON" ] &&  prompt "スライムベス" "\t\t\t" 
#バブル 20%の確率 (RANGE: 65-84)
elif [ $NUM -lt 85 ]; then
  cat $TEXTDIR/bubble-slime.txt
  [ $PROMPT = "ON" ] &&  prompt "バブルスライム" "\t\t" 
#メタル 10%の確率 (RANGE: 85-94)
elif [ $NUM -lt 95 ]; then
  sed -e 's/^/\t/g' $TEXTDIR/metal-slime.txt
  [ $PROMPT = "ON" ] &&  prompt "メタルスライム" "\t\t" 
#はぐれ 4%の確率 (RANGE: 95-98)
elif [ $NUM -lt 99 ]; then
  cat $TEXTDIR/hagure-metal.txt
  [ $PROMPT = "ON" ] &&  prompt "はぐれメタル" "\t\t\t" 
#3種盛り 1%の確率 (RANGE: 99)
elif [ $NUM -eq 99 ]; then
  cat $TEXTDIR/slime-allstar.txt
  [ $PROMPT = "ON" ] &&  prompt "allstar"
fi

書き換えたら、command + sで保存しましょう。

STEP.5

ターミナルを再起動

完了
これで、スライムたちが現れるはずです!!

 

おまけ

ターミナルに天気を表示

参考 ターミナルから爆速で天気予報をみるQiita

面白いコマンド集

参考 面白いUnixコマンド集めてみたvdeep

 

まとめ

どうでしょう。かっこいいでしょうか。

まだまだかっこよくする方法は、たくさんあるので、見つけ次第このブログで共有していきたいと思います。

また、かっこいい方法があったら、 TwitterのDMか、コメントで教えてください。